舞舞堂 〜maimai-do〜

バレエ舞台鑑賞録を中心に、好きなことを語る名古屋発のブログです。
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お久しぶりです

いつも同じ題名ですみません。
お久しぶり過ぎって感じなんですが、今年の夏は特に暑くって夏の間PCにゆっくり向かうことができませんでした。
そうそう、PC新しくしたはいいんですが、3か月ほどでいきなり故障して修理・・・っていったい・・・。
私と相性悪いのかなあこのこ。
出だし躓いた感じですが、なんとか長いこと使っていきたいものです。

7月はルジさんが観られて至福でしたねえ。今後の予定がないのが悲しいところですが、きっとそのうちには来てくれるものと信じています。

で、今私の地域であいちトリエンナーレなるものをやっております。パフォーミングアーツに力が入っているのが、他にあるトリエンナーレとかビエンナーレとかにはない良さだと思いますが、今回の目玉はなんといってもキリアン作品が地元名古屋で見られること!でありました。

そして世界初演のイリ・キリアン「EAST SHADOW」は期待を裏切らぬというかそれ以上の素晴らしい作品でした。

シンプルで美しい舞台セットと隙のない映像。年を重ねたダンサーのみが表現することができる味わい深くでも見る者の心に突き刺さるダンス。
多分表現しているものもすごくシンプルで、長く連れ添ったパートナー同士が、時にいがみ合い時に慈しみあい、当たり前の日々を送っていくということなんだけれども、その当たり前がどれだけ重要でどれだけ貴重で二人にとってかけがえのないものなのかということ。
まあ、私の言葉なんかよりキリアン自信のこの作品に寄せた言葉があまりにも分かりやすくてすごいのでちょっと要約で書いてみます。

《われわれのなすこと全てはまったくの無意味、無意味さを行動で示す。それは悲喜劇的な行動に違いない。われわれはまだ生きていて、それを経験し、あらゆる人々にそれを知らせたいと思っている。そのすべてがいかに無益であろうとも、いやおそらくはまさにそれがゆえに》

うーん、この言葉をそのまま表現しきるダンスを創造するキリアンってやっぱり天才だと思う。
そして根底にはもちろん無意味で無益な人間に対する愛情が溢れてるんだよね。ユーモアとね。

映像に荒い波が使われていたりするので、震災が意識されているとは思うんだけど表現されているのは圧倒的に普遍的なこと。でもだからこそもっとたくさんの人(特に震災を直接にしろ間接にしろ体験した日本人)にみて欲しいなあと思ったことでした。

今回のトリエンナーレ自体、震災をテーマにしてるからね。
でもそれが正解だと思うよ。現代アートが厄災をテーマにしていくのは当たり前のことだと思うってかむしろしなきゃいけないと思います。

美術展も(キリアン見る前に行ったんだけど)震災を扱ったものがどれもすごい力があってよかったです。首相とか東電社長とか愛知にきて美術展見るといいのにと思うな。まあ、でも何も感じなかったら終わりだけどね。ってそれじゃあまさに日本の終わりってことかもだけど(笑)
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